ロレックスのコンビモデルは一般的に買取価格が低くなる傾向にあります。また、人気の度合いでいってもSSモデルや金無垢モデルに比較するとそこまでといった印象があります。
中には人気のモデルもあるのですが、やはり全体的な傾向としてはリセールバリューが低めになっているため正規店でも売れ残っていることが多いです。
ですから、ロレックスのコンビモデルが好きという方にとっては入手しやすい状態なので並行店でプレミア価格で買わなくても良い状態です。
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ロレックス コンビモデルの良さ
人気の点で言えば、SSモデルや金無垢モデルに一歩差を付けられている感じはありますが、コンビモデルには良さがあります。
目立ちすぎない
日本人の中には、イエローゴールドの金無垢モデルを成金が付けるものでいやらしいと捉える方がいます。
私はそうは思わないのですが、どうしてもそういった目で見られてしまうことがあり、イエローゴールドの金無垢はなかなか手が出せないっていう方も多いはずです。
実際にバブルの頃、日本人にはロレックスのコンビモデルが人気だったようです。目立ちすぎるのを避けたがる日本人らしいですね。
コンビモデルというのは、そういった目立ちすぎないけれど、でも華やかさがあるという点で好みがはっきりとわかれやすいモデルだと言えます。
高すぎるわけではない
またコンビモデルは高すぎるわけではなく、SSモデル1.5本から2本分未満の価格で購入できます。
例えば、ロレックスデイトナSSモデルであれば現在は約127万円ですが、コンビモデルは約200万で手に入ります。
正規店で入手しやすい
また、正規店で入手しやすいというのもメリットです。結構売れ残っていることが多く、他の文字盤と比較しながら選べるというのも、本当に自分が欲しいものを選択しやすいと言えます。
しかし、だからといってすべてのコンビモデルが手に入りやすいわけではありません。かなり人気があり入手困難なモデルもあります。※2018年12月時点
人気のロレックスコンビモデル
GMTマスター2 126711CHNR
ロレックスのコンビモデルでも現在入手困難な品はGMTマスター2の新作コンビモデルです。
こちらのモデルは色合いもいい感じで人気のモデルになります。現状は手に入りにくく、私も今の所は正規店にてお目にかかったことはありません。
エバーローズゴールドの126715CHNRなら見たことがあるんですが…。
コンビモデルの買取価格は低め
コンビモデル全体的に言えるのですが、並行店の買取価格は低めになっています。理由としては
- 売れにくい(流動性が良くない)
- 正規店でも手に入りやすい
- ギャランティーに名前が入っている
ことが原因です。
並行店の中古品にはギャランティーに他人の名前が書いていることが多いので購入したくないっていう人も多いことでしょう。(国内で購入した場合、ギャランティーに名前入りとなります。海外だと一部ギャラに名前を入れずに購入できることもあるとか)
ちょっと探せば正規店で購入できるならば、どこの誰だかわからない名前入りギャランティーのロレックスを所有したいとは思わないはずです。
ポールニューマンクラスの人気であればそれでも売れますが、さすがに現行品であり、正規店でも手に入りやすいモデルは厳しいと言わざるを得ないでしょう。
現在のロレックスデイトナSSモデルは流動性が良く、高く買い取ってもすぐに売れるため、薄利多売でも十分にやっていけます。
しかし、なかなか売れないモデルだと薄利多売ができないので、しっかりと利益を出すために並行店は高く買い取らず、少しでも安く買い取ってくることになります。