ロレックス正規店にてレアモデルを購入する場合、最近になってから別室がある場合には別室対応となっています。
私も東京某所のロレックス正規店にてロレックスのレアモデルを購入した際には、他からは見えない別室に案内され、時計はトレーに布を被せられた状態でご対面となりました。
そちらの店鋪がちょうど別室のある店鋪だったからなのかもしれませんが、最近はお客さん同士のトラブルがあるために別室での販売になってきているようです。
記事は下に続きます。
ロレックスレアモデルは別室で販売する理由
ロレックスレアモデルともなると今や非常に多くの人が正規店に立ち寄り在庫を確認しています。
そのほとんどは転売目的とした方だと思われます。
転売目的の購入を警戒
特にロレックスのデイトナSSモデルは定価と並行価格の差が倍以上の開きとなっているため、購入して即転売しても100万円近くの利益が出る計算です。
そうなればお店が警戒するのは転売されることです。
転売されることで本当にそのモデルを欲しい人に行き渡らず、本当に欲しい人が並行店にて高値で購入してしまうことが一番悲しいことですね。
そうならないよう、正規店では対策をとっていると思われます。
ショーケースにはレアモデルはおかない
対策としての1つは、ショーケースにはレアモデルはおかずに、この人だと思った相手にのみ在庫があることにして販売するという手法です。
私が購入したレアモデルもショーケースには並んでおらず、裏から出てきたものでした。
その店員さんと結構コミュニケーションを交わし、私がどういった人なのかを知ってもらった上での購入でした。
ただし、そのレアモデルを購入するまでに、いわゆる転売としては見向きもされないロレックスの時計を数本購入しています。
そして、事あるごとにロレックスの時計を付けてそのお店に行き、他愛もない世間話やロレックスの話などをしていました。
そういった経緯があり、私がどうしてもこのモデルを欲しいといった場合に出してくれたのだと思います。
レアモデルを巡ってお客さん同士のトラブルがあるらしい
店員さんから聞いた話ですが、レアモデルを巡ってお客さん同士のトラブルはたまに発生するらしいです。
例えば…
お客さんAが身につけてきたレアモデル(デイトナSSなど)を外してトレーに置き、他の商品を見ていたときに、「このトレーに置いてあるデイトナほしいんだけど?」と他のお客さんBが話しかけてくる
お客さんがデイトナSSを購入しているのを見て、「さっき聞いたときにはデイトナないって言ったのに!」と怒ってくる
などが挙げられます。
私もレアモデルを身に着けてロレックス正規店に行き、それを外してトレーに置き他のモデルを試着するのですが、結構人が覗き込んでくることが多いです。
あれはちょっと怖いですね。盗まれたりしそうで。
■こちらもチェック⇒【危険】ロレックス狩りはある?正規店で購入した後の盗難・強盗対策
レアモデルを出してくれやすい条件とは
以上の話をまとめると、私がレアモデルを出してもらえたのは以下の条件があったからかもしれません。
- 店員さんに私のことを知ってもらっていた(どういった職業か、住んでいる場所はどこかなどによりお金に困っている人=購入してすぐに転売しないだろうという認識をされていたと思う)
- 購入したロレックスを付けて何度もお店に顔を出していた
- レアモデル以外にも複数本ロレックスを購入していた(私は転売目的ではなく好きで購入していた)
- 人が少ない曜日・時間帯
これらの要素によりレアモデルをだしてもらえたのだと思います。
デイトナSSモデルともなれば、購入してすぐに利益の出せるものになってしまっています。そういったものを一見さんに売ろうとはあまり考えてないように思います。
欲しい人がたくさんいて、その中にはお得意さんもたくさんいるので、そういった方がどうしても欲しいと思って来店された時ように在庫はある程度確保しているのかもしれません。
利益目的のデイトナマラソンは無駄だと思う
利益の出るデイトナSSモデルだけを目的にデイトナマラソンをするというのは、かなり非効率的に思います。
人によっては数年間毎日のように通ってようやく手に入れることができたという人もいますが、それにかけた時間を考えると、やはり労力の割に合わないと思います。
その時間にアルバイトをしておけば、数百万は稼げたでしょう。そういった意味で、利益のみを追求してデイトナマラソンをすることは無駄だと思います。
しかし、デイトナマラソンはある意味お宝探しみたいなロマンのある冒険のようなもので、それ目的に楽しんでいるのであれば趣味としてはいいのかなと思います。
苦労して手に入れたほうが大切にしますし、対面したときの感動というものは一生の思い出になることでしょう。
転売目的ではなく、探すことを楽しめる人であれば、デイトナマラソンは良い趣味だと思います。時計が本当に好きでないと毎日のように通うなんていうことはできませんからね。
先日某モデルを購入した際に、別室案内&布を掛けたトレーで運ばれてドアを閉めてから布を捲るという経験をしました。「うわさに聞いたあれだ!」とアドレナリンが吹き出ました(苦笑)
個室に呼ばれたときのあの高揚感はやばいですよね笑
あのときの喜びですべての苦労が報われる気がします。
初めて行く店で
私「デイトナありませんか?」
店員「どちらの色をお探しですか?」
私「どっちでもいいです。」
店員「確認してまいりますので、こちらの部屋でお待ちください。」
個室に通され
店員「ただいま白でしたらございます。」
私「ひゃっはー。」
客がどんなやつかはあまり関係ないようです。
よく足を運ぶ人で、変な奴じゃなければ問題ないかと。
タマタマさん、ありがとうございます。
デイトナのステンレスモデルは都内ならある程度の入荷はあるはずなので、よほどの事がない限りは最近の販売規制からは買いやすくはなっていると思います。
以前はそこに外国人の方も候補になっていたので、非常に難易度は高かったんですが、11月からは購入されている方も多くなり、規制の意味が出てきてるなと実感しています。