1980年にカルロ・クロッコにより創業し、瞬く間に知名度をアップしているHUBLOT。
ビッグバン ウニコ チタニウムセラミックは、その名の通り、ケース素材にはチタン、ベゼル部分はセラミック、そしてベルト素材にはラバーが使われています。
今回は411.NM.1170.RXを詳しく紹介していきます。
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スペック
HUBLOTはマリンスポーツ用の高級スポーツウォッチを追求してきたこともあり、ラバーベルトにこだわりを持っています。
基本情報(型番・定価・ムーブメントなど)
型番 | 411.NM.1170.RX |
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ダイアル | マットブラック ダイアル |
素材 | ポリッシュ仕上げ&サテン仕上げチタニウム サテン仕上げブラック セラミック アノダイズド ブラック アルミニウム製ロウアーベゼル |
ムーブメント | HUB1242 |
ブレスレット | ブラック ラバーストラップ |
定価(税込) | 2,321,000円 |
ケース
ケース径は45mmと大型で、チタニウム製のケースにセラミックベゼルを採用。H型ビスもチタニウム製。
ムーブメント Cal.HUB1242
HUBLOTの自社製造ウニコムーブメントを搭載。一つ一つの部品は手作業で組み立てられており、合計330個もの部品数を使っています。ウニコムーブメントには機能を追加で搭載できるようになっているため、GMTやクロノグラフ機構などを付属させた別モデルも販売されています。
型番 | HUB1242 |
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パワーリザーブ | 72時間 |
その他 | 330個の部品 自動巻きクロノグラフ コラムホイール式フライバック ムーブメント |
製造年
2013年~
日本国内正規定価
日本の国内正規定価は税込2,321,000円となっています。
評価
腕時計業界では珍しく1980年創業という最近になって出てきたブランドですが、有名人などを活用したインフルエンサーマーケティングにより知名度をどんどん上げてきました。
インフルエンサーマーケティングとはいえ、中身を伴っていたからこその知名度アップで、ここまで登りつめてきたのはデザイン力があり、独特で奇抜なデザインが評価されたからというのもあるでしょう。
長い歴史を持つブランドは洗練された高級感あるかっこよさを持っていますが、HUBLOTはそれとは逆に攻めたのが功を奏したのでしょう。派手で他とは違う腕時計を欲しいという方におすすめされていることが多い印象です。
今回のウニコ チタニウム セラミックは複数の素材が使われており、それゆえ見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
ストラップはラバー素材が使われており、サイドのプッシュボタンで着脱が容易でありマリンスポーツにも最適な作りとなっています。
価格的には230万を超えており、これくらいの価格帯となってくると、ヴァシュロン・コンスタンタンやオーデマピゲのモデルも検討に入れるかと思われます。ヴァシュロンはどちらかというとシンプルでHUBLOTを欲しがる方にはあまり好まれないかもしれないので、検討するのであればオーデマピゲのロイヤルオーク、ロイヤルオークオフショア辺りになるかなと思います。
資産的な価値としてはやはり歴史の重みには勝てないため、他ブランドには負けると思いますが、独自のデザインが好きな方にはおすすめできるブランドです。