ロレックスの人気モデル「コスモグラフ デイトナ」の中でも特別なモデルであるプラチナ製の116506。こちらのモデルは、チェスナットブラウンのセラミック製タキメーターベゼルに、文字盤はアイスブルーとなっており、気品があるモデルとなっています。
以前は正規店のショーケースにも鎮座していたこちらのモデルは、現在非常に人気が高く、購入しようと思っても購入できるようなものではありません。
しかも、ディスコンになるのではないかという噂が出てきています。
なぜディスコンになってしまう可能性があるのかについてまとめました。
記事は下に続きます。
コスモグラフ デイトナ60周年
コスモグラフ デイトナは1963年から製造されているため(正確に言えばプレデイトナなどに遡るともっと前の説もありますが)、2023年は60年となります。
デイトナ アイスブルーモデルの116506と116506Aは2013年、2014年に新作発表されました。これはデイトナ50周年としての位置づけでしょう。
製造されてそろそろ10年も経つとなると、そろそろディスコンとなる可能性が高いと考えられています。
116506はそもそも50周年モデルという位置付けで発表されたと考えられます。ですから、そのモデルを60周年まで持ち越すわけがないと思われます。
ですから、2022年か2023年あたりにディスコンとなる可能性があるのではないかと噂されているのが1つの理由です。
Cal.4130から新型キャリバーに
現行のデイトナに使われているムーブメントは、Cal.4130です。
現在のモデルはどんどん新しいムーブメントに切り替わっていますが、未だにデイトナはCal.4130を利用し続けています。
そうなると、新型キャリバーに切り替わる際に既存のモデルの中で何らかのモデルはディスコンとなってしまう可能性もあると考えられます。
その中でも筆頭候補が116506です。
他のモデルに関しては、デザインを変更したりして継続的に製造すると思われますが、プラチナモデルに関してはディスコンとなってしまうのではないかと噂されています。
プラチナモデルは価格が据え置き
2022年1月にもロレックスで価格改定が行われました。ほとんどのロレックスは価格がアップしました。特に価格上昇が著しかったのはステンレスモデルで10%ほど値上げされました。
しかし、プラチナモデルに関しては価格はアップしなかったのです。※パヴェダイヤに関しては価格アップ。ダイヤモンドの価値上昇などに伴ってのものでしょう。
例えば、デイトナアイスブルーもそうですし、デイデイトのプラチナモデルもそうです。価格が変わらなかったのも、ディスコンとなるのではないかと噂されている理由の1つです。
価格が変わらないからディスコンとなるとは言い切れないのが実際の所ですが、そういった噂もされているようです。
まとめ
以上は噂されている情報をまとめたものですが、個人的な考えを述べるならば、やはり今年か来年にディスコンになる可能性は高いと思われます。
一番の理由は、正式に50周年モデルとは言ってないにしろ、50周年モデルという位置付けになっているデイトナ アイスブルーを60周年まで持ち越して製造するとは思わないからです。