
ロレックスマラソンとは、ロレックスのレアモデルを求めて毎日のように正規店に通って購入するという行為を指しています。
コロナ禍だったからというのは建前で、そういった毎日来るような人がめちゃくちゃ増えたためなのか、正規店の中には事前来店予約を導入する店舗がありました。
現在はコロナ禍も落ち着いたためという理由で事前来店予約制にしているロレックス正規店は少数になってきています。
実際のところは、事前予約制にしたことで売上がかなり落ちてしまったのではないかなと思われます。
今回は事前予約制の正規店と、事前予約の実情、どうして事前予約制が減っているのかについての考察などを記事にしました。
記事は下に続きます。
事前予約制のロレックス正規店
正規店 | 予約受付時間 |
---|---|
LEXIA 銀座本店 | 毎週月曜11:00~日曜23:59 |
LEXIA 新宿店 | 毎週月曜11:00~日曜23:59 |
LEXIA 名古屋栄店 | 毎週月曜11:00~日曜23:59 |
ロレックスブティック表参道 | 毎週金曜10:00~日曜23:59 |
ロレックスブティック大丸京都 | (3月18日(火)までのご来店分で終了) |
ロレックスブティックいよてつ高島屋 |
上述した6店舗にて現在事前予約受付がされています。
予約できても購入できるかは本人次第
事前予約は一部モデルの受付
事前予約には枠が決まっており、
- 来店希望日
- 希望来店日時
を決めていきます。
その中でも人気なのが特にレアモデルであるコスモグラフ デイトナとGMTマスターのモデルの枠です。
これらのモデルを欲しいがために多くの人たちがロレックスマラソンをしています。そういった状況はXというSNSを見れば一目瞭然でしょう。
予約できても買えない?
ちなみにですが、このデイトナ・GMT枠を予約できたとしても実際に買えるかどうかは別です。
「せっかく予約が取れたのに買えなかった!」というポストをXでもよく見かけます。
ウザいマラソン客の排除には意味がなかった?
コロナ禍が落ち着いてからは事前予約制を導入していた店舗も急激に少なくなってきており、こういった状況を見るに事前予約制だけではうまく売上に繋がらなかったと思われます。
時計を購入するためにフラッと店舗に立ち寄るという人もいて、事前に「もうロレックスだけを買う」っていう人だけではありません。色々と時計を見てから購入を決める人もいるはずです。そういった人をみすみす逃してしまうのが事前予約制です。
確かにウザい毎日来るようなお客さんを排除できたかもしれませんが、まともなお客さんすらも来なくなってしまっていたのではないでしょうか。
ここ最近はデイトナやGMT以外のモデルは転売で利益が出なくなってきているので、デイトジャストやデイデイトなどのもともと不人気だったモデルはかなり在庫として抱えてしまっていると思われます。そういったものを売りたいという思惑もあるでしょう。
だから、今後は事前予約制は本当に一部の店舗だけ(例えば、銀座地区は他にも正規店がたくさんあるので、レキシア銀座本店だけはずっと続けるとか)になると思われます。