最近は都内の感染者数も落ち着いてきているので、ロレックス正規店巡りを良くするようになりました。特に目立つのは以前は普通にあったデイデイト40がなくなってきていることです。
ショーケースにあるのはRBRやTBRのモデル、そして既に廃盤となった過去のデイデイトのモデルが売れ残っているのみ。
デイデイト40すらロレックス正規店で見つからなくなっているのは、並行価格の上昇も要因の1つです。
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デイデイト40も並行価格が高騰
画像出典元:https://kakaku.com/item/K0000814609/pricehistory/
デイデイト40の並行価格を見てみると、いずれも高騰しています。
特に価格の高騰が目立つのは、デイデイト40のエバーローズゴールドモデルのオリーブグリーン文字盤です。
オリーブグリーン文字盤への交換は非常に遅れているらしく、そろそろ交換不可のアナウンスが出てくることでしょう。それにより価格が特に高騰しています。
他の文字盤だとしてもいずれも高騰をしており、購入するのが一気に難しくなってきています。
デイデイト40の入手難易度は入れてなかったのですが、入れるとしたらERGのオリーブグリーン文字盤はSからAランク、それ以外もダイヤなしのモデルでしたら文字盤指定までしてしまうとAランクレベルには該当してしまいます。
⇒ロレックスの入手困難度ランキング(SSSランク~Dランクまで)
デイデイト40は並行店の在庫もほぼなくなってきているので、デイトナ白のように並行店の在庫がダブついているモデルとは異なり、今後更に上がってしまう可能性が出てきています。
デイデイト40の正規店への入荷は?
元々デイデイト40はそこまで入荷がないモデルですから、一旦売れてしまうと次に入るのはいつになるのやらという状態です。
正規店の店員さんに入荷のことを聞いても「数ヶ月は私も見ておりません。」などという言葉が目立ちます。
どこの正規店で聞いても「デイデイト40は入ったらすぐに売れてしまいます。」、「元々入荷が少ないモデルなので、いつ入荷するのかも不明です。」、「今年に入ってから極端に減りました」という言葉が返ってきます。
実際に正規店に入荷が減っているのか、減っているわけではなくすぐに売れてしまっているのかは不明なのですが、入手困難なモデルになってしまったのは間違いありません。
ただ、すぐに売れてしまうのはおそらく日本人が購入をしているというわけではなく、海外の方が自国に帰れなくなっており、海外からのバイト依頼で日本の商品を買い占めているという現状があるようです。
その点については、こちらの記事「デイトジャスト41すら買えないのはなぜ?購入代行の転売グループに狙われている事も原因の1つ」
でも触れていますが、中国の正規店では在庫が1つもなく、正規店の店員さんも出勤すらしてないという状況らしいです。
中国の方は自国でロレックスを買えないので、コロナ禍で日本に取り残されてしまっている中国の方にお願いをして買ってきてもらっているというようですね。
こういった背景があるので、デイデイト40すらもまったくないという状態になってしまっており、元々安かった並行店はもちろんなくなり、正規店からもなくなりという状況になっているのではないでしょうか。
デイデイト40は元々の数が少ないこともあり、ちょっと購入されたらすぐにものがなくなります。
いつまでこの状況が続くのかは不明ですが、中国では今バブルな仮想通貨の規制を厳しくしていることもあり、その余った資金が現物資産である腕時計に向けられているのでしょう。
しばらくは続くと考えられるので、デイデイト40をほしい人は早めに探しておかないと、今後も値上げが続き更に手が届かないロレックスになってしまうことでしょう。