最近はデイトジャスト41すらも購入がしづらい状況となっています。正規店を見に行くと、ショーケースにはデイトジャスト41のモデルはステンレス・コンビ問わず在庫がなくなっているのです。
2020年頃は普通にショーケースに並べられていたデイトジャスト41…。2019年頃までなら、いくらでも選び放題だったデイトジャスト41…。購入したら店員さんから感謝されたデイトジャスト41は一体どうなってしまったのでしょうか?
今回はなぜここまでデイトジャスト41すら枯渇しているのかについて、そして、どうやったらデイトジャスト41を購入できるのかについて解説をしていきます。
記事は下に続きます。
デイトジャスト41の在庫が枯渇している
正規店に行った方ならわかると思いますが、ショーケースにはデイトジャスト41の在庫がありません。ステンレスだけならまだしも、コンビモデルや、RBRといったベゼルにダイヤが付いたモデルすらも見かけなくなっているのです。
現状はまだデイトジャスト36であれば、コンビやベゼルにダイヤが付いたモデルなら見かけるのですが、このままのペースで顧客が増えてしまったら…
デイトジャスト36すらも消えてしまうかもしれません。
実際デイトジャストのお問い合わせは非常に増えているようで、デイトジャスト41の在庫をきいても店員さんは最近は喜んでくれません。2018年くらいだったら、デイトジャスト買うってなると目を輝かせて、喜んでくれたのですが、今はもう状況が違うんですね。
デイトジャスト41は本当にすべてがないくらいで、稀にRBRモデルを見かけたとしても次に正規店に行ったときにはなくなっていますね。
そして先日、正規店に行った際にとある女性が「これってデイトジャスト41じゃないんですか?」とデイトジャスト36のRBRモデルを指差して店員さんに聞いている場面に遭遇しました。
スマホを常にいじりながら色々とショーケース内を見ていたので、今流行りの購入代行グループで雇われている人なのかなと思ってみていました。
購入代行グループが原因で在庫が枯渇
ロレックスをバイトに購入してもらい、それを転売するグループがあるらしいです。Twitterとかinstagramで結構募集しているアカウントを見かけます。
そういった購入代行グループでは、デイトジャスト41もターゲットにしているようで、片っ端から雇ったバイトを使って購入させ、薄利多売でもOKという感じでやっているように思います。
先日、Twitterでも話題になっていましたが、銀座界隈にそういった転売グループを束ねるリーダーがいて、指示を出しているみたいです。
そこでは、次から次へと若い女性がバイトとして面接を受けて、どういったルートで正規店を巡るかやどのようにして店員さんからレアモデルを出してもらうかをレクチャーしていたようです。
これでは一般の欲しい人は買えないですよね。
特にデイトジャスト41の枯渇具合は、この転売ヤーグループの存在が大きいなと思われます。
海外から人が来たら更に買えなくなる
ただ、デイトジャスト36でも買えるというのは、まだ日本だから良い状況のようです。
私はロレックスに関してYouTubeに動画をアップしている方の動画を色々と見ています。その中で、特に衝撃を受けたのが「NEOLY Factory」さんの「【ロレックス】中国の正規店がヤバい!品薄どころじゃ無い話」という動画です。
▼動画はこちら▼
上の画像を見るとわかりますが、ショーケースがすっからかんです。
そして最も衝撃的だったのが中国では正規店に店員さんが出勤してないとのこと。その理由が、「売るものがなくなった」からだそうです笑
確かにショーケースにも何もないですし、バックヤードにも何もないんでしょう。そうなってくると正規店の店員さんが出勤する意味がないですからね。売るものがなければ商売にならないですし。
こんなことが起こるんだと笑えてしまうくらい、ちょっと衝撃的な話でした。
もしかしたら、日本も今後そうなってしまうのかもしれません。こういう状況では中国の方は、コロナ禍が明けたら日本に来て爆買いをすることでしょう。
実際に現在並行店で400万円以上のデイトナ白文字盤などを買うのは海外の方で、日本に来たけれどコロナ禍で帰れなくなってしまっている方が爆買いしているようです。
日本の正規店の方が海外よりもまだ1割から2割は安いようで、そういった事もあり日本の正規店でも購入されますし、並行店も安いので狙われます。
コロナ禍が明けたら本当恐ろしいですね。どこまで在庫が減ってしまうのか。おそらくそれを見越して並行店もデイトナ白なら400万くらいを買取価格として提示しているのだと思います。それくらいで買い取っても勝算があるようですね。
まとめ
コロナ禍が明けたら海外の方が日本の正規店にまた押し寄せるようになり、並行店からも在庫が枯渇してしまう可能性すらあります。
特に中国では仮想通貨に対しての規制を厳しくしていますし、そういったお金の行き先がなくなっているので、現物資産である時計に向くのは当然のことかなと思われます。
現物資産であればなかなか把握しづらいですからね。
そうなると、デイトジャスト41の枯渇状況は今後もしばらくは改善される可能性は低いと思われます。