そろそろコロナも落ち着いてきているので、海外からのお客さんも戻ってきたら日本国内のロレックスがなくなってしまう可能性が出てきています。
それだけでなく円安の影響もあるので海外からもたくさんの観光客がやってくる可能性も増えています。
実際に2017年頃、ロレックスの正規店に訪れるとデイトナはコンビモデル、金無垢モデルならばたくさんありました。しかし、今ではデイデイトですらダイヤ付きでなければ店頭で見かけなくなりました。
そしてSSモデルを筆頭にロレックスのほぼすべてのモデルは並行輸入店でも価格が高騰している状態です。
これから日本の経済状況は更にインフレに向かい、物価が上がり円の価値が下がると予想されています。
そうなってくると、円で資産を持っている意味がなくなるため、賢い投資家は価値のある物に投資をするということが多くなってきています。
そこで、このページでは今買うべきロレックスを紹介していきます。
記事は下に続きます。
ロレックスランキングの掲載基準
ランキングはあくまでも管理人個人の見解です。また、一般的に購入可能な価格帯のモデルのみを扱っており、デイトナポール・ニューマンなどの超高額モデルは除外しています。※2021年11月時点の情報
実際のところ、お金に余裕がある人であればデイトナレインボーのように超激レアモデルが一番なのですが、こちらは定価が1100万以上となっており一般的には手を出せないレベルだと思い除外しています。
⇒【デイトナレインボー新作】Ref.116595RBOWの定価と将来性《新品・中古価格推移も》
一応、デイトナレインボーの新作は正規店ではまず購入はできないのですが、並行輸入店や中古店にて売られている価格を見ると6000万円くらいとなっています。
つまり実際に売れるかどうかは別として、現状すでに定価1100万に対して6000万の価格が付けられていることになります。
更に今後付加価値が加わっていくことを考えると将来はもう少し値上がりするのではないかなと思います。
ただ、こういった価格帯になってくると売却時に対象となる相手は富裕層です。数千万のお金をポンと出してくれる人が、ロレックス・デイトナのレインボーを欲しがってくれるかどうかですね。
買い手がつくまでに時間がかかるとは思いますが、お金に余裕があり購入できるチャンスがあるならば、手に入れておきたいモデルになります。
4位 サブマリーナデイト Ref.116610LV
画像出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/submariner/m116610lv-0002.html
- 商品名:サブマリーナデイト
- 型番:Ref.116610LV
- 定価:987,800円(2020年1月改定)
- 実勢価格:約160万円
- 直径:40 mm
- 素材:オイスタースチール
- ダイアル:グリーン
- キャリバー:3135
- 2010年発表モデル
サブマリーナデイトはデイトナと並んで非常に根強い人気のあるモデルです。ダイバーズウォッチとしての実用性を追求して作られており、防水性能も300mとなっています。
並行店の実勢価格も160万近くになっており、人気は衰えません。ダイアルがブラックもありますが、グリーンの方が華やかであり実勢価格としても高めに出ています。
3位 GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO
画像出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/gmt-master-ii/m126710blro-0001.html
- 商品名:GMTマスターⅡ
- 型番:Ref.126710BLRO
- 定価:1,020,800円(2020年1月改定)
- 実勢価格:約195万円
- 直径:40 mm
- 素材:オイスタースチール
- ダイアル:ブラック
- キャリバー:3285
- 2018年発表モデル
2018年のバーゼルワールドにて発表された目玉がこちらのGMTマスター2(Ref.126710BLRO)です。青赤ベゼルはペプシコーラを思い浮かべるためペプシベゼルと呼ばれます。
こちらのGMTマスター2の特徴はブレスレットがジュビリーであること。非常にエレガントな仕上がりになっており、オイスターブレスよりもつけ心地はフィット感があります。
現在、並行輸入店で購入しようと思ったら定価の2倍程度の価格で売られており、正規店で購入するのは非常に難関です。
新作として登場してから約1年経った2019年時点でもまだ入手は困難な状況が続いています。ペプシの入荷数はデイトナSSよりも少ないと言われているので、かなりゲットすることは困難なモデルです。
2位 GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR
画像出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/gmt-master-ii/m116710blnr-0002.html
- 商品名:GMTマスターⅡ
- 型番:Ref.116710BLNR
- 定価:918,000円(廃盤時の定価)
- 実勢価格:約160万円
- 直径:40 mm
- 素材:オイスタースチール
- ダイアル:ブラック
- キャリバー:3186
- 2013年発表モデル
黒青ベゼルのGMTマスター2は爽やかな印象であり、高い人気を誇っています。
また、現在GMTマスター2は従来のCal.3186搭載モデルと、新型のCal.3285搭載モデルの両方が販売されている状態であり、古いCal.3186搭載モデルであるGMTマスター2黒青ベゼル(Ref.116710BLNR)は近いうちに生産終了となるのではないかと噂されています。
※追記 実際に2019年のバーゼルワールドにて新作青黒ジュビリーが発表され、116710BLNRは廃盤となりました。そのため実勢価格が170万近くまで上がってきています。正規店への入荷ももう終わっていると思われ、恐らく現状ある在庫が捌けたら正規で入手は不可能になると思われます。
ジュビリーモデルの新作よりもこちらのオイスターブレスモデルの方が人気があります。実際の並行店の価格でもオイスターブレスの旧モデルの方が高く取引されています。
1位 コスモグラフデイトナ Ref.116500LN
画像出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116500ln-0002.html
- 商品名:コスモグラフデイトナ
- 型番:Ref.116500LN
- 定価:1,457,500円(2021年8月改定)
- 実勢価格:約400万円
- 直径:40 mm
- 素材:オイスタースチール
- ダイアル:ブラック・ホワイト
- キャリバー:4130
- 2016年発表モデル
圧倒的な1位はコスモグラフデイトナのRef.116500LNです。デイトナの中でもステンレス製のこちらのモデルは、数多くのロレックスファンだけでなく、投資としてもかなりの価値があるため多くの人が探し求めています。
そのため、滅多なことではロレックス正規店のショーケースには並ぶことがなく、通常は在庫確認をお願いしてそのときに運がよくあれば購入できるものです。
実際のところ転売目的で購入される方も多いので、店員さんも売る人を見極めていると思われます。
私もロレックス正規店にはよく行くのですが、店員さんとお話をしている間にもたくさんの方が「デイトナSSモデルありますか?」といった会話を聞きます。
手に入れるまでに非常に時間と手間はかかると思いますがデイトナは誰もが憧れる腕時計であり、価値は非常に落ちにくいものです。
ちなみにですが、文字盤の色は黒と白がありますが、高い価格で売買されているのは白文字盤の方です。個人的には黒文字盤の方が締まった印象がしていいと思うのですが、白のほうが人気です。
ロレックス人気モデルを定価で買うために
以上に紹介してきた人気モデルを定価で買うにはロレックス正規店に通う必要があります。
1回だけで偶然購入できることはまずありません。
実際にロレックスのデイトナマラソン(デイトナを手に入れるために正規店巡りをすること)をしている方も多く、1年、2年とかけてようやく見つかるというレベルのものです。
百貨店の外商顧客となれば、優先的に商品を回してくれる可能性があるのですが、そのためにはかなり百貨店での購入実績がないといけません。
実際にそのようになるのは厳しいので、やはり地道にロレックス正規店を日々探し回るのが良いらしいですが、やはり購入するのは至難のわざです。
どうしても正規店にこだわるのでなければ並行店で買ったほうが無駄な時間を考えると安いと思います。
ただ、400万とかになると正直SSモデル購入するよりも金無垢デイトナの方が良いと思います。金の価格は今後上がっていくと個人的には予想していますし、そうなったら金無垢デイトナの価値はなかなか落ちづらいものになると思われます。
※現在は金無垢モデルも高騰しているので、金無垢も厳しい状況です。