ロレックス 工場閉鎖

ロレックス社のスイスにある製造工場がコロナウイルスの影響でしばらく閉鎖することが決まりました。

閉鎖する工場はスイス国内にあるジュネーヴ、ビエンヌ、クリシエにある製造工場で3月17日から10日間閉鎖するとのこと。

記事は下に続きます。

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工場閉鎖の情報

こちらの情報は海外のロレックスフォーラムにて公開されていました。

全文

Sirs and Madams,

Dear Colleagues,

As I already said last week, we are facing a very serious situation. In order to protect you, your families, and your loved ones, but also to limit the risks of spreading the Coronavirus as much as possible, we have decided to close our production sites in Geneva, Bienne, and Crissier from March 17 at 5:00 PM through Friday, March 27, 2020. That date may of course be pushed back according to the evolution of the epidemic.

Certain services will have to remain open for imperative operational functions. Your managers will give you more details on this subject.

From now on, we ask you to respect the measures of confinement issued by our authorities in Switzerland and in France to the letter.

I am certain that this is just a difficult period and if together, we all adopt good behavior, that we will contribute to and participate in the stabilization of the situation, and that will allow us to get back to work in total safety as soon as possible.

Thank you for respecting the instructions of your managers in order to carry out this closing under good conditions.

Best of luck for the days to come, take care of yourselves!

Kind regards,

Jean-Frederic Dufour

Geneva, 16 March 2020

ロレックス 工場閉鎖

現在コロナウイルスの影響はヨーロッパでも大きく出ており、この判断は仕方ない状況です。

ロレックスの入荷減に伴う市場への影響

とりあえずは10日間の工場閉鎖とはなりますが、この影響は大きく出てくるはずです。

ロレックスの製造数減

現状コロナウイルスは終息する目処が立っておらず、この状況がずっと続くとしばらくはロレックス製品の製造は滞ってしまい供給減になります。数ヶ月くらいは大丈夫だと思いますが、もしこの状況が長引けば厳しいですね。

終息の目処が立ってないというのが一番怖いところで、現状は10日間の工場閉鎖措置を取ることになっていますが、これが長引いたりする可能性は高いです。

長引いてしまうと日本に対してのロレックス入荷は激減し、ショーケースにものがなくなるという可能性が高まります。

このニュースを聞きつけていち早くロレックスのショーケース内にある商品を買い占める人も出てくるかもしれません。

並行相場が再度上がるか?

一応現在のロレックスは並行店の相場が急激に下がってきており、在庫も結構多くなってきており…といった状態でした。

こうなったのも日経平均株価の暴落やダウの暴落などにより、追証のために資金を捻出しなければならずロレックスを売っている人が多いことや、今後の長く続くであろう不況を見込んで売却し、日本円にしておく人が増えている事にもよります。

ここ数年はロレックスに対して投機的な資金も多く流入してきており明らかなプレミア価格だったので。

しかし、ここにきて供給減により並行相場がどうなるか判断しづらくなってきました。

日本国内だけでなく世界的に不況はしばらく続くものと思われます。そうなるとどうしても一般的に人々の財布の紐は固くなり、そう簡単には娯楽的な物を買おうとせずロレックスの並行相場がガタ落ちするはずでした。

ただ、この工場閉鎖という状態を考慮すると、正規店へのロレックス入荷が少なくなり、正規店でまたロレックスが購入しづらい状況になり、結果的にロレックスの並行相場はまた上がってくると考えて、ロレックスを買い占める人は出てくるはず。

過去のリーマン・ショックの時も一時的には並行相場はガタ落ちしたのですが、その後回復し2020年1月頃までのプレミア価格を見てみると、その再現を想定して買い漁る人は出てくるでしょう。

とはいえ、一般的にはロレックスを購入する余裕は明らかに減っていることは間違いありません。

だから、並行相場はもっと下がってから、一部のお金に余裕がある層によって買い占められまた並行相場が上がっていくような流れになるのかなと予想しています。

大衆の意識が向けられると過去と同じ結果にはなりづらい

しかし、過去と同じような結果というのは起こりづらいというのが実際のところあります。

例えば、つい最近の例でしたら、仮想通貨のビットコインは2020年4月~5月に半減期を控えており、過去の2012年や2016年を考えると価格は上がってくるとインフルエンサーの方は煽っていました。

ただ、2012年や2016年とは状況が違います。仮想通貨に対しての世間的な認知度は大きくなってしまい、過去の動きを想定した買いが多く入ってしまうことは容易に想定できました。

そうなると、それを利用して一儲けしようとする人が出てきます。だから、今回の半減期は同様の結果になりづらかったのです。

結果的にはコロナウイルスによって仮想通貨も株価などと連動して下落相場となってしまったわけで、多くの人に意識されたら歴史は繰り返さない可能性が高まります。

これはロレックスにも当てはまる可能性があります。

多くの人が意識し始めた部分に対して、それを利用して儲けようと出し抜こうとする人がかならず現れるからです。

2017年末の仮想通貨のバブルから2018年始めの暴落も、明らかにCMを使って日本の人々からお金を巻き上げようとした狙いが見えましたし、今回のコロナショックも積立NISAや老後2000万問題などによって投資欲を煽ってからの暴落です。

現在株式投資に関しても一旦落ちたから購入しようとする人は増えているはず。ただ、それを狙ってもう数段階落としてくるように仕向ける可能性が高く、今後東京オリンピック開催しません宣言⇒経済壊滅という流れも想定できる以上、可能性としては日経平均はアベノミクス以前まで落ちてしまう可能性も想定しておきつつ投資しないといけないかなと考えます。