ロレックスは世界各地ですぐにお金になることがわかっているので、盗品が売られているケースもあります。特にオークションなどではその可能性が高く、もし盗品だと判明してしまったら非常に残念でならないですよね。
並行店・中古店であれば基本的には偽物や盗品の買取はしないと記載していますが、本当にそれらを見分けられているのかというのは正直なところ不明です。
デイトナのポールニューマンモデルはかなりの数の偽物が流通しているといいますし、安心安全なのはやはり現行品を正規店で買うことです。
でも、どうしても正規店にて手に入りづらい現行品もありますし、廃盤となってしまったモデルはもう並行店や中古店、個人売買等でしか手に入りません。
記事は下に続きます。
盗品を掴まされるケース
盗品は
- 並行店や中古店
- オークションなどの個人売買
にて掴まされる場合があります。
並行店・中古店の場合
並行店や中古店の場合、基本的に買取の際にシリアルナンバーから盗難届が出されている個体でないかをチェックすると記載があります。
もし仮に盗難届が出ている個体であった場合には警察に連絡をし、売りに来た人は事情聴取を受けるとのことです。事情聴取ではおそらくどこで購入したのかなど詳しく聞かれることになるでしょう。
このように並行店や中古店の場合には、事前にしっかりとチェックをしているはずなのでまず盗品はないと思われますが、ロレックスを盗まれた人が盗難届や被害届を出してない場合には盗品だと気づくことはできません。
そのため、そういった場合に限り盗品を手にしてしまう可能性があります。
オークションなどの個人売買
オークションなどの個人売買は非常に危険です。
もし購入するのであれば、直近に日本ロレックスのオーバーホールを受けた証明書などがあれば安全である可能性は高いです。
日本ロレックスなどの正規のオーバーホールを受けていれば、仮にその個体が盗品だった場合、すぐに判明しますからね。
しかし、そこらへんでサービスとしてやっているオーバーホール業者の場合にはそこまで調べない可能性も高いです。
こういった事があるので、できれば正規のオーバーホールを直近で受けた個体を購入するというのが最も安全かと思います。そのオーバーホールの証明書も偽造されていたらどうしようもないですが…。
盗品を掴まされたら返金してもらえるか
盗品を掴んだとして実際にそれが判明するのは、
- 盗まれた人が被害届・盗難届を出しており
- 盗品を掴んだ人が買取店などに行って売ろうとしたり、日本ロレックス等の正規オーバーホールを行った
場合のみです。そうでないと盗品だとしても盗品であることすらわかりません。
仮に盗品であることが判明した場合には、警察からの事情聴取を受けるとのことです。そして、その個体に関しては警察の方に渡ってしまい基本お金は返ってこないと考えてください。
並行店や中古店などでまともなお店であれば、そういった事がわかれば返金対応はしてくれるはずです。
しかし、オークションであったり、海外の中古店や並行店などの場合には返金されず終わる可能性が高いです。
こういった事を考慮すると、やはり購入するのであればしっかりと正規店で購入するべきだなと思います。