ミルガウス(116400GV)の評価や人気などの情報をまとめています。
記事は下に続きます。
ミルガウスのスペック
基本情報(型番・定価・ムーブメントなど)
型番 | ダイアル | 素材 | ムーブメント キャリバー |
ブレスレット | 定価(税込み) |
---|---|---|---|---|---|
116400GV | Zブルー | SS | Cal.3131 | Ref.72400 | 876,700円 2020年1月改定 |
116400GV | ブラック | SS | Cal.3131 | Ref.72400 | 876,700円 2020年1月改定 |
116400の白文字盤はディスコンとなっており現在は正規店で入手できません。中古店や並行店なら売っていることがあります。
その他情報(製造年・重量など)
ケース直径 | 40mm |
---|---|
ケース厚 | 13mm |
重量 | 155g |
防水性能 | 100m |
製造開始年 | 2007年 Zブルー文字盤は2014年~ |
ミルガウスの評価
正規店入手難易度★★☆☆☆
1日都内正規店すべてを巡れば1個は手に入るといったレア度です。
以下、実際に正規店を巡って調べた結果です。
ショーケースにてたまに見かける程度には存在しています。何度か通えば購入することができる状態です。ただ、人気が更に出てしまえば購入が厳しくなるかもしれないので、どうしてもという方は早めに購入しておくべきでしょう。
店員さんに聞いた感じだとZブルーの方に人気があるようです。黒文字盤の方が若干人気がないようで、入手がしやすいのと実勢価格も数万安めになっています。
2019年に入ってからInstagramなどを通してロレックス社はミルガウス推しになっている印象があります。そのため、ショーケースからは姿を消している状態です。多分探せば見つかるかもしれませんが、裏から出してもらうことになるのが普通になるかもしれませんね。また、ロレックス社がインスタグラムなどで推していることで、「ディスコンとなるのでは」という噂も出ています。
結局のところバーゼルワールド2019においてミルガウスはディスコンにならず継続となりました。過去の流れを見てもロレックス社がバーゼル前に頻繁に取り上げるようになったモデルは特にディスコンとなり新型が登場するというわけではないようです。
最近は正規店でも並んでいるところを見かけなくなりました。ロレックス全体の相場が上がっており、ミルガウスやエアキングもショーケースに並んだら即売れてしまうレベルになってしまった感じがしています。
ミルガウスは販売規制の対象外になり比較的購入しやすいものと思われますが、以前のようにショーケースに並ぶことは少ないかなと思います。販売規制の対象外ということは外人や誰でも身分証なしで購入できるわけなので出ていたら海外の方が早い段階でおさえてしまうかもしれません。
相場
買取相場
買取相場は大体ですが、
- Zブルー:~70万円まで
- ブラック:~65万円まで
となっています。
あくまでも新品(保護シールが剥がされてない状態のもの)がマックスとなる値なので、使ってしまったなどの中古品であれば良くて50万円~60万円くらいと想定したほうが良いでしょう。
実勢価格(並行価格)
ミルガウスの並行価格は、ここ数年他のスポーツロレックスの急騰に比較したら穏やかな上昇を続けています。
特に定価と並行価格に差はない状態なので、今であれば正規店でも何度か足を運べば購入しやすいです。
新品相場推移
Zブルー
年月 | 新品相場 | 比較 |
---|---|---|
2019年3月 | 880,000円 | |
2019年5月 | 985,000円 | +105,000円 |
2019年6月 | 980,000円 | -5,000円 |
2019年7月 | 980,000円 | +0円 |
2019年8月 | 970,000円 | -10,000円 |
2019年9月 | 930,000円 | -40,000円 |
2019年10月 | 915,000円 | -15,000円 |
2019年11月 | 930,000円 | +15,000円 |
2019年12月 | 900,000円 | -30,000円 |
2020年1月 | 900,000円 | |
2020年2月 | 944,000円 | |
2020年3月 | 940,000円 |
ブラック
年月 | 新品相場 | 比較 |
---|---|---|
2019年3月 | 878,000円 | |
2019年5月 | 977,000円 | +99,000円 |
2019年6月 | 977,000円 | +0円 |
2019年7月 | 978,000円 | +1,000円 |
2019年8月 | 970,000円 | -8,000円 |
2019年9月 | 930,000円 | -40,000円 |
2019年10月 | 910,000円 | -20,000円 |
2019年11月 | 930,000円 | +20,000円 |
2019年12月 | 920,000円 | -10,000円 |
2020年1月 | 905,000円 | |
2020年2月 | 910,000円 | |
2020年3月 | 998,000円 |
ミルガウスの歴史
名前の由来
ミルガウスの名前の由来はフランス語の1000の意味を表すミルと磁束密度の単位であるガウスの組み合わせによります。その名の通り、1000ガウスまでの磁束密度に耐えるように作られており、理系の仕事、例えばレントゲンや研究者などをターゲットにして開発されたモデルです。理系の方に人気と聞いています。
アンティーク品
ファーストモデル 1956年発表:Ref.6541
製造期間はわずか2~3年とされています。
キャリバー:Cal.1056M、Cal.1066M、Cal.1080
セカンドモデル Ref.1019
1960年代~1988年頃までの製造とされています。
キャリバー:Cal.1580
特徴など
磁気帯びを防ぐためにムーブメントを包むインナーケースがあり、そのため重量感は思っている以上にあります。実際に着用してみるとずっしりと感じるかと思われます。現行モデルの特徴としては、稲妻秒針とサファイアクリスタル風防です。