ロレックスの人気モデル「デイトナSS」の白ダイヤルが一部店鋪では税込み300万を突破してしまうことになっています。
今は12月でボーナスも入る月なので各店舗強気の価格に出ていますが、果たしてこのまま価格は上がっていくのでしょうか?
管理人個人的な意見ですが、価格はこの程度がピークかなと思っています。
これ以上価格が上がったら、何もわざわざデイトナSSモデルを購入しなくとも、金無垢モデルにも手がでるようになってしまいます。
一般的な価値としては、【金>ステンレス】なので、ここらへんで価格がストップし年明けからは価格上昇は停滞し、逆に下落していくのではないかと予想できます。
※詳しい予想の内容などは記事内で紹介します。
記事は下に続きます。
デイトナSSモデルの定価と実勢価格
デイトナSSモデルは誰もが憧れるかっこいい腕時計であり、なおかつ定価であれば1,309,000円(※2019年10月時点)で購入できるのでちょっと頑張れば手に入れられる時計です。
そのため、非常に人気が高く、ロレックス正規店を巡っても手に入らない超レアモデルとなっています。
ダイアルの色としては黒と白がありますが、2016年に発売された現行デイトナは白の方に人気があり、並行店での価格はデイトナ白>デイトナ黒となっています。
デイトナSSモデルの価格は今年に入ってからうなぎのぼりで、ついに2018年12月には家電量販店ではポイントをつける分を加算して店頭に出しているため300万超えのデイトナSS白も出てきていました。
今後このまま価格は果たして上がっていくのか?というところが気になりますよね。
管理人個人の意見としては、2018年12月中旬くらいをピークに、来年9月くらいまでは価格は停滞したのち、あとは下落していくと思われます。
デイトナSSモデルの実勢価格が下がると予想する理由
デイトナSSモデルの価格が下がるだろうと予想する理由としては3つ考えられます。
- ボーナス時期であるための価格の高騰
- デイトナ金無垢モデルにも手が届く価格帯
- オーデマピゲやパテックフィリップにも手が届く価格帯
ボーナス時期であるための価格の高騰
まず1つ目は、ボーナス時期であることによる価格の高騰です。12月といえば、ボーナスが出るため多くの方の財布の紐が緩みます。
また、クリスマスなども控えているためクリスマスプレゼントとして購入したり、1年頑張った自分へのご褒美として購入したりなど、購入するべき理由が多数あるためです。
だからこそ、並行店もこの時期は強気に出て価格にもそれが反映しています。
実際にこんな300万も超えた価格で購入するのか?と思うのですが、購入する人がいるみたいですね。
今買っておかないと、もっと高騰してしまうかも…という不安などもあるため投資として購入する人もいるかもしれません。
昨年12月に高騰したビットコイン価格と似たようなものです。
デイトナ金無垢モデルにも手が届く価格帯
これ以上価格が高騰したらデイトナの金無垢モデルにも手が届く価格になります。
例えば、116509でしたら定価3,855,600円(※2019年4月時点)の価格です。
一般的に言えば、金の方がステンレスよりも遥かに価値が高いため、SSモデルが300万を超えてきたら、わざわざSSモデルを購入するよりも金無垢モデルに手を出したほうが良いという方が多くなってもおかしくはありません。
また、金無垢モデルでもブレスがラバーになっている116519LNならば定価2,959,200円(※2019年4月時点)です。
これくらいの価格帯ならば、現在のデイトナSSモデルと相違ありません。せっかく購入するならばこっちを買おうという人も多いのではないでしょうか。
オーデマピゲやパテックフィリップにも手が届く価格帯
ロレックスのデイトナSSモデルをどうしても欲しいという人でない限りは、300万円という金額ともなれば、オーデマピゲやパテックフィリップにも手が届く価格帯です。
例えば、パテックフィリップの大人気モデル「ノーチラス」は300万円台で購入できるものもあります。(※定価ならばの話です。しかし、実際には定価でパテックフィリップのノーチラスを手に入れるのは非常に困難ですので、並行価格で購入することになるかなと思います。)
他にもオーデマピゲのロイヤルオークSSモデルは300万もあれば十分に購入できます。
300万円というお金があれば他のブランドの時計を購入してしまう方も多くなってくるかと思われるので、価格がこれ以上上がりにくくなると考えられます。
価格が更に高くなると予想する時の2つの根拠
一方で、以下の2つの理由により、更に価格が高騰するのではないかと見る方もいます。
- 2019年10月に消費税10%増税
- ロレックス正規店での定価上昇
ただ、私としては今はボーナスによる需要アップによる時期的な高騰で年明けにはその理由がなくなり、下落傾向になるも、その後消費税などが絡むためなかなか価格が落ちづらい時期が続く(=価格が停滞する)と予想しています。
2019年10月に消費税10%増税
2019年の10月には消費税がついに10%に到達します。それとともに、直前の3ヶ月くらいは消費税増税前に変えるものを購入しておこうという需要が強まるはずです。
ですから、そのあたりまでは現在の価格水準は保つとは思われます。
ただ、これはあくまでも日本人の場合で、海外から買い付けに来る外国人観光客には当てはまりません。彼らは免税されるので、消費税が上がろうとあまり関係がないのです。
そういったことも考慮すると、来年10月あたりに海外の方の景気がどうなっているかが、10月以降に価格が下落する上で大切なポイントになると思います。
ロレックス正規店での定価上昇
また、一部ですがロレックス正規店でそろそろ定価を上げるのではないかという噂もあります。
これはあくまでも噂レベルなので実際かどうかはわかりませんが、定価がアップすればそれに伴い並行店の価格も上がってきます。
また、金無垢モデルの価格帯も上がることになるので、更に手の届きにくいものになり、デイトナSSモデルへの人気が集中することでしょう。
以上2つの要素が加わっていくため、2019年は価格が落ちていこうにもなかなか落ちていかない状況になると思われます。
2019年のデイトナSSモデル価格予想
以上のことから、2019年のデイトナSSモデル価格としては、250万~310万くらいの間に収まるのではないかなと思います。
これからクリスマスシーズンに向けて価格が微増し、310万くらいにまで到達する店鋪もあることでしょう。
その後、年明けは定価が高くならなければ、下落傾向になりつつ一時的に250万くらいまで落ちると思います。
そして、消費税増税前に280万くらいまで再度上がり、消費税増税後は250万くらいまでまた下がっていくだろうと予想します。
果たして2019年のロレックスデイトナSSモデルはどうなるか今から楽しみです。