ロレックス オーバーホール研磨

ロレックス公式サイトを見ると、以前まではオーバーホールの頻度は5年に1度をおすすめしていたのですが、最近になって10年に1度に変更されていました

時計の精度と防水性能を維持するために、ロレックスはロレックス正規品販売店またはサービスセンターに、定期的にオーバーホールを依頼していただくことをおすすめしています。モデルや使用状況により、頻度は異なりますが、およそ10年以内にオーバーホールを受けることをおすすめしています。

引用:https://www.rolex.com/ja/services/faq.html

なぜこのように変わったのか?について考察してみました。

店員さん最新情報

先日、店員さんにオーバーホールが10年になったことを聞いたのですが、油が改良されて良くなった」といったことをお話されていました。

記事は下に続きます。

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オーバーホール頻度が10年になった理由の考察

先月ロレックスを購入した際にはオーバーホールは5年に一度の頻度がおすすめですと、ロレックス正規店の店員さんに言われていました。

しかし、今月12月に入ってからロレックス公式サイトを確認していると、10年に変わっています。

この理由としては以下のことが考えられます。

ロレックスの耐久性がアップした

ロレックスのオーバーホールでは、こちらのロレックスのオーバーホールの詳細に記載されているように以下のことが実施されます。

  • 時計の分解
  • ムーブメントの洗浄
  • 部品の交換(交換が必要なもののみ純正品に交換)
  • ムーブメントの注油と組み立て
  • タイミング調整
  • ケースとブレスレットの研磨仕上げ
  • ケースの再組み立て
  • 防水検査
  • 最終品質検査
  • 2年間の国際サービス保証

このような内容になっているのですが、これらが5年に1度ではなく10年に1度の頻度で利用しても良いということはロレックスの部品の耐久性能がアップしたと考えられるかなと思います。

これまでのロレックスの研究成果の賜物かなと思います。

ただ、一方で次のようなことも言われています。

5年に1度では対応できない程の売上がある

一部の噂ではありますが、5年に1度のオーバーホールでは職人が足りないとか、購入者が多すぎて対応しきれなくなったのではないかという推測がされています。

それに関してはロレックスの売上高推移を見てみると良いかなと思います。実際に増えているのでしょうか?

実際に調べてみたのですが、売上高に関しては公表されているデーターがなく推定売上高のデータしかありませんでした。

2011年のロレックス推定売上高

40億フラン

参照元:https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001052/ch_watch.pdf

2015年のロレックス推定売上高

49億フラン

あくまでも推測しかできない

公表されてないので推測でしかないわけですが、2011年から2015年の間だけでも22%売上高が伸びている計算になります。

特に日本国内においては円安傾向にあり、多くの外国人が日本国内でロレックスを購入しています。

それによる品薄状態が続くことで、ロレックスに目を付けるようになった人が多くなった感じがあります。

2017年に仮想通貨の価格がグンと上昇しだしてから多くの人が目をつけるようになったのと似ています。

その事から、確かにオーバーホールに人員が足りなくなっていてもおかしくはありません。

ただ、公式に10年とアナウンスしているからには、もともと10年に耐えうるだけの性能は誇っていたものだと思われます。

まとめ

以上のことから、確かに急に公式サイトにて変更があったのですが、それ以前にロレックスでは10年にしてもいいほどの耐久性能はあったのだと思われます。

そして、ここ数年でロレックスの売上が伸びてきたため、技術者が足りなくなってしまったという理由もあり、公式サイトにてその変更を記載したという流れかもしれません。

実際の売上高は推測でしか無いので詳しいことは言えませんが、ロレックスの耐久性能が非常にアップしているということが公式にアナウンスされたいうことで間違いないでしょう。

そういった意味でも、オーバーホール推奨頻度が10年に1度になったのはロレックスファンとしては非常に喜ぶべきものだと思います。