ロレックス正規店に行くと、人気のスポーツロレックスはどこに行っても品薄です。金無垢やコンビモデルならば、現状でもまだたまに見かけるのですが、SSモデルはショーケースに基本並びません。

金無垢やコンビも姿を消しつつ

2019年4月頃からコンビモデルや金無垢モデルも徐々に姿を消しつつあります。銀座の正規店は特にそれが顕著で、デイトジャスト、レディースモデル、チェリーニばかりの状況です。

ミルガウスやエアキング、ヨットマスター2であれば並んでいるのを見たことがありますが、デイトナやサブマリーナ、シードゥエラー、GMTマスター2などの人気モデルのSSは並ばないでバックヤードから登場すると思っておいてまず間違いないです。

また、バックヤードにすらないということもあります。なぜ、ここまで品薄になってしまったのか?

記事は下に続きます。

ロレックス限定カタログ
キムタク ロレックス
ギャランティカード
カタログ落ち ディスコン
ディスコン ロレックス
ロレックス正規店 入荷

ロレックス正規店からスポロレSSモデルが消えてしまった理由

ロレックス正規店からスポロレSSモデルが消えてしまった理由としてはいくつかあります。

円安による海外勢の買い付け

まずは円安による海外勢の買い付けが殺到しているためです。銀座に行けばとにかく海外の方が多いのに気づくでしょう。海外の方がたくさんのブランドの買い物袋を持って歩いています。

今は円安です。民主党政権の頃は円高で80円/ドルくらいまで行きましたが、今は110円/ドルくらいになりました。そうなると、1ドルの価値が上がっており、少ないドルで日本円で売られているロレックスを購入することができます。

日本人から見れば価格は変わらないように見えますが、海外から見れば日本のロレックス価格は安くなっているのでたくさん買い付けにきています。(※そもそも日本のロレックスの定価が海外に比較して安いということもあります。)

特にアジア圏の富裕層の買い付けが目立つ気がします。近いので買いに来やすいこともあり、金無垢や並行店なども問わずどんどん買っている様子を目にしています。

しかし、彼らが購入するのはドレスモデルではなくスポーツロレックスの方が圧倒的に多いですね。海外の方は日本と比較して株などへの投資もかなり一般的であるため、物の価値をしっかりと考えて購入する人が多い印象です。

WF管理人

2019年8月時点では円高になってきており、並行店の在庫もあふれるようになってきたみたいで徐々に買取額も下がってきています。今後、更に円高が進めばある程度のレベルのモデルまでならショーケースに並ぶ日も来るかもしれません。

並行店価格の高騰

また、並行店価格の高騰により日本の一般の方もロレックスのスポーツモデルに目を付けています。雑誌を見ればそういった特集がありますし、デイトナマラソン日記のようなブログも登場し、デイトナSSを始めとしたスポーツロレックスは投資となる、儲かるということが広まってしまいました。

並行店の買取額もデイトナSSであれば、買ってすぐに売れば100万近くの利益が出てしまう状態です。一般サラリーマンであれば2~3ヶ月分くらいに相当するので、仕事帰りとか昼休みに近くの正規店によりデイトナを探すと言う人は増えている印象です。

実際に正規店に行った際に、その付近をウロウロしているカップルや友達同士が「デイトナって買えば儲かるらしいよ行ってみよう」みたいな話をしているのを耳にします。このような状況をよく見かけるので、かなり世間一般に浸透しているなと実感しました。

スポーツロレックスはドレスモデルより利益率が低い

スポーツモデルよりもドレスモデルの方が利益率が良く、そのためロレックスとしてはドレスモデルの方を優先的に売りたいようです

もちろん、スポーツロレックスでも金無垢モデルともなれば利益率は高いと思われますが、ドレスモデルの金無垢に比較したら利益率は低いようで、ドレスモデルをたくさん売る正規店に優遇してスポーツロレックスの入荷数を増やすということもあるとのこと。

※ドレスモデルでも唯一リセールバリューが良いのはスカイドゥエラーのSSモデルですね。スカイドゥエラーは年次カレンダー機構を搭載しており、生産数も少なく、それゆえに手に入りにくいので並行価格が高騰しています。

利益率の部分もあり、生産数でいえばドレスモデルの方がスポーツモデルより圧倒的に多いものだと思われます。だからこそ、どこの正規店でもドレスモデルは在庫が余っており、ショーケースにずらーっと並べられています。

主な理由としては以上の3つだと思います。

品薄で需要が大きくなっているからこそ、正規店では手に入りにくくなっており、並行店は強気の価格になっています。この状況はロレックス社がマーケティングを大きくミスしない限り続くのではないかと思われます。